2021/09/08 13:29

日本ではコインと言えば金貨が圧倒的に人気で銀貨は2番手といったイメージです。
実際貴金属としての価値だけで見れば銀よりも金の方が値段は高いですね。
しかし、海外に目を転じると特に欧米では銀貨は金貨並みかそれ以上に人気があります。
欧米では古くから日常的に銀の皿やナイフ、フォーク等、銀製品を使っているので日本人よりも馴染みがあるのでしょう。
また銀は工業品としても利用されています。

銀製品は金やダイヤモンドとは異なり、実用品としての道具の役割を兼ね備えた実需の貴金属なのです。
金の華やかさとは異なり、控えめで温かみのある輝きを古の人々は愛してきました。
また、銀製品は長年使い込むことで、小キズや変色も独特のあじわいになり、品物に深みが出てくることも特徴です。
また、他の様々な金属と異なり、腐食することがありません。
多くの場合、凹みや歪みも修理して使い続けることができるため、世代を超えて家族代々引き継いでいくことができます。
そんなわけで欧米の人々はシルバーを愛し、銀貨のコレクターも多いのです。
感覚的には、日本ではまだまだシルバーはゴールドに比べると過小評価されているような気がします。
「世界情勢の先行きが不安定だから今のうちにゴールドを買っておこう」
と言う経済評論家はいても「シルバーを買っておこう」と言う人は見たことがありません。
でも欧米の人々は、当たり前のように銀貨をコツコツと買っています。
日本人ももう少し銀貨に目を向けてもいいのではないでしょうか。
今は銀貨は金貨と比べるととても安いです。
今のうちからお手頃な銀貨を買い進めていけば将来は大幅に資産価値が上昇するかもしれませんよ^^
